Cyviz、2つの機密扱いNATO防衛契約を受注

ノルウェー・オスロ–(BUSINESS WIRE)–ノルウェーのテクノロジー・プラットフォーム企業Cyviz ASは、欧州の主要なNATO加盟国から2件の機密防衛契約を獲得し、完全移動式のコンテナ型指揮統制(C2)能力を提供することで、高脅威および遠征環境における欧州の作戦即応性を強化します。

この契約には、NATOのセキュリティ基準に準拠した安全で展開可能な作戦センターの設計、統合、提供が含まれており、軍事および治安部隊が作戦上必要とされる場所で完全な戦域級指揮能力を確立できるようにします。任務の機密性のため、契約額および顧客の身元は非公開です。

実証済みの即応性から作戦展開へ

この受注は、進化する治安状況と迅速で分散した意思決定の必要性に駆られ、欧州の防衛組織における移動式および事前設定された指揮インフラへの関心の高まりに続くものです。

今年初め、Cyvizはオランダで開催されたNATO連携軍事演習において、24時間以内に弾道防護された完全稼働の移動式指揮センターを設計・展開し、その能力を実証しました。現実的な作戦条件下で検証されたこの実証は、その後具体的な防衛プログラムに発展しています。

「これらの契約は、欧州の防衛組織が指揮インフラにアプローチする方法における明確な変化を裏付けています」とCyvizのCEO、Espen Gylvikは述べています。

「スピード、機動性、安全なコラボレーションはもはや選択肢ではありません。当社の顧客は、作戦に応じて移動できる任務即応能力を必要としています。」

高脅威環境向けに構築された移動式C2

これらの契約は、作戦全体で迅速に展開、アップグレード、拡張可能な標準化された商用既製品(COTS)ソリューションへの広範な転換を反映しています。Cyvizのプラットフォームベースのアプローチはこの開発に沿ったもので、事前設定されたNATO互換のC2能力を提供し、プログラムリスクを削減し、展開スケジュールを短縮し、セキュリティやパフォーマンスを損なうことなく作戦価値を加速します。

契約に基づき、Cyvizは前方作戦および分散環境向けに最適化されたコンテナ型C2プラットフォームを提供し、同社が社内開発した技術をコンパクトで堅牢な仕様に統合します。初期展開は2025年に計画されており、2026年第1四半期に完全な作戦即応性を達成する予定です。

欧州の防衛および危機即応性の強化

世界中で1,500以上の高信頼性管制室および可視化システムを提供してきたCyvizは、世界中の防衛、政府、エネルギー、セキュリティ組織を支援しています。同社のスケーラブルな技術およびプラットフォームモデルへの移行により、防衛近代化と危機準備における戦略的パートナーとしての地位を確立しています。

「ノルウェーの技術が複雑な環境におけるNATOパートナーの作戦即応性に直接貢献していることを誇りに思います」とGylvikは付け加えました。

お問い合わせ先

Meylin S. Loo、コミュニケーション＆PR責任者

電話: 45865411 / Eメール: meylin.loo@cyviz.com