デジタル資産領域に関する研究開発および投資活動を行う東証スタンダード上場企業のクシムが、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の購入および運用開始を12月26日に発表した。
同社は発表当日、924万2,101円で20ETHを取得したとのことだ。
クシムは、暗号資産・ブロックチェーン領域における中心的なプレイヤーとの協業を通じた持続的な事業基盤の構築を事業方針としている。本件は、この方針に基づく財務戦略の一環として実施する暗号資産トレジャリー事業とのこと。
また同社は、ETHを短期的な価格変動を目的とした投資対象としてではなく、将来の事業機会及び資本効率向上に資する戦略的資産として位置付けているという。
今回のETH購入・運用は、同社による本格的なトレジャリー事業推進に先立ち、運用利率とリスク管理のバランスをテストし精緻化することを目的に、開始したとのことだ。
なお同社は24日、Web3・暗号資産トレジャリー事業を中核とする企業への転換等を理由に、商号を「株式会社HODL 1 (ホドルワン)」へ変更する予定だと発表していた。その際の発表でクシムは、ETH DAT(イーサリアム・デジタル資産トレジャリー)」におけるNo.1を目指すと伝えている。
参考:クシム
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