数ヶ月に及ぶ下院と上院での予算審議を経て、議会は12月29日月曜日に2026年度両院協議会予算報告書を承認しました。
予算は現在、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の承認待ちで、2026年1月5日に承認される見込みです。マルコス大統領が一部の項目に拒否権を行使する可能性があるため、機関への配分は流動的です。
大統領の承認を待つ間、Rapplerは2026年度両院協議会報告書に基づく最高予算配分を受けた政府機関トップ10をリストアップします。
2026年度両院協議会報告書によると、教育省(DepEd)は政府機関の中で最大の予算配分を受けました。
議員らは国家支出プログラム(NEP)で提案された8745億ペソから増額し、9610億ペソの配分に合意しました。DepEdは学習危機や教室不足などの課題に直面し続けています。
現在、治水事業の汚職で精査を受けている公共事業道路省(DPWH)は、5296億ペソで第2位となりました。
これは同省の当初のNEP提案8800億ペソを大幅に下回っています。両院協議会の期間中、DPWHは建設資材価格の調整を理由に、上院で削減された予算配分の復元を土壇場で訴えました。
両院協議会は内務自治省(DILG)に3084億ペソを配分し、NEP要求の3080億ペソをわずかに上回りました。DILGの予算の約73%はフィリピン国家警察に充てられます。
国防省(DND)は両院協議会報告書の下で3059億ペソを受け取る予定で、予算提案の2950億ペソを上回っています。
保健省(DOH)の配分は2979億ペソに増額され、NEP提案より17%高くなりました。
社会福祉開発省(DSWD)は大統領承認待ちで2699億ペソを受け取ります。これはNEPの2322億ペソから20.9%の増加を示しています。
同省の危機的状況にある個人への支援プログラム(AICS)への639億ペソの配分は、良い統治を提唱する人々から批判を受けており、それがソフトポークの一形態であり、政治家に有利に利用される可能性があると指摘されています。
農業省(DA)には1858億ペソが配分され、NEPの1530億ペソより21.3%高くなりました。2026年、DAは農場から市場への道路の建設と維持管理を引き継ぐことが期待されています。
運輸省(DOTr)は1368億ペソを受け取り、機関の中で第8位となりました。これは当初のNEP提案1960億ペソより30%低い額です。
両院協議会は労働雇用省(DOLE)に610億ペソを承認し、提案された440億ペソの予算から38%の増加となりました。
司法省(DOJ)は428億ペソを受け取り、NEP提案の409億ペソをわずかに上回りました。
以下はトップ10機関の予算配分の概要です:
– Rappler.com


