2026年2月12日(木曜日)早朝、バイナンス・フランス(Binance France)代表のデビッド・プリンセイ(David Princay)氏を狙った武装集団による住居侵入事件が発生した。容疑者3人は同日中にリヨンで拘束され、当局が捜査を続けている。
事件は午前7時頃、ヴァル=ド=マルヌ県で発生。覆面をした武装した男3人が住宅に侵入し、プリンセイ氏を捜索したとされる。当時、同氏は不在だった。容疑者らは室内を物色し、携帯電話2台を奪って逃走した。
約2時間後の午前9時15分頃、同じとみられるグループがオー=ド=セーヌ県ヴォークレソンで別の住居侵入を試みた。通報によると、覆面姿の男らが女性をライフルの銃床で殴打した。目撃証言によると、容疑者らは標的の住所を誤っていたことに気づき、現場から逃走した。
当局は盗まれた携帯電話の位置情報や監視カメラ映像をもとに、両事件が関連していると判断した。
警察はパリ盗賊鎮圧旅団を中心に、オー=ド=セーヌ、ヴァル=ド=マルヌ、イヴリーヌの警察部隊および交通警察と連携し捜査を展開した。公共交通機関を通じて容疑者の動きを追跡し、3人がリヨン行きの列車に乗車したことを確認した。
その後、リヨンの介入部隊がリヨン・ペラーシュ駅で容疑者を阻止し拘束した。3人は現在拘留されており、捜査は組織犯罪担当部門の指揮のもと継続している。
バイナンスの広報担当者は、従業員1人が関与する住宅侵入事件を認識していると述べ、進行中の捜査と関係者の安全を理由に詳細への言及を控えた。共同創設者のイ・へー(Yi He)氏はXで、標的となった幹部と家族が安全であることを明らかにしている。
フランスでは、仮想通貨保有者や起業家を狙い物理的な力や脅迫を用いて資産へのアクセスを迫る「レンチ攻撃」と呼ばれる手口が増加している。2025年には仮想通貨関連の誘拐や住居侵入、身代金要求事件が相次ぎ、複数の容疑者が逮捕されている。今回の事件は、仮想通貨業界関係者が直面する現実的なセキュリティリスクを改めて浮き彫りにするものとなった。
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