NFTマーケットプレイスのMagic Edenが2月28日、ビットコイン(BTC)およびイーサリアム互換(EVM)チェーンのサポートを終了すると発表した。今後は主力であるSolana(ソラナ)へリソースを集中させる。
2021年にSolana基盤で誕生したMagic Edenは、同チェーンで約9割のシェアを握る存在感を示してきた。
その後、マルチチェーン化を進める中で、最大手のOpenSeaがクリエイターへのロイヤリティ還元を削減したのに対し、同社は「Creator’s Alliance(クリエイターズアライアンス)」の設立などを通じてロイヤリティ保護の姿勢を貫き、独自性を打ち出した。
この方針は、収益環境を重視する多くのクリエイターから厚い支持を集める要因となった。
しかし、下図が示す通り、EVM市場ではBlurやOpenSeaの勢力を崩せず、シェアは限定的な推移にとどまっていた。
<Dune Analytics>
2026年3月9日にビットコインおよびEVMチェーンのマーケットプレイス機能は停止となる。
また、独自ウォレットである「Magic Eden Wallet」も廃止となる。同月13日にスワップ機能が停止してエクスポート専用へ移行した後、4月1日にアプリストアから削除、5月1日をもって完全にサービスは終了となる。
なお、独自トークンの$MEについては、引き続きエコシステムの重要な役割を担うとしている。
|文:栃山直樹
|画像:Magic Edenウェブサイトから(キャプチャ)

