ホワイトハウスは、経済学者で元FRB(連邦準備制度理事会)理事のケビン・ワーシュ(Kevin Warsh)氏をFRB議長に指名した。
トランプ大統領が1カ月にわたって公の場で示唆した後、ホワイトハウスは指名を上院に送付。上院で承認されれば、ワーシュ氏は4年間の任期となり、5月に2期目が終了するジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長の後任となる。ワーシュ氏はこのポストで金融政策を指揮し、金融の安定を管理し、金利とインフレに影響を与え、世界経済に関する議論において米国を代表することになる。なお、ワーシュ氏は、規制されたインフラ、民間ステーブルコインの慎重な活用、そして米国発のブロックチェーン技術を支持しているようだ。
ストラテジー(Strategy)のマイケル・セイラー(Michael Saylor)会長は、ワーシュ氏が議長に承認されれば、FRBにビットコイン支持の視点をもたらす可能性があると示唆。セイラー氏は以前、ビットコインを経済政策のための有益なツールと呼び、米ドルの代替ではなく、準備金のような資産としての役割を強調していた。
なお。指名は現在、上院の指名承認公聴会に進んでおり、議員たちは最終投票前にワーシュ氏の適格性を評価する。
ワーシュ氏指名は、政治的に緊迫した局面で行われており、トム・ティリス(Thom Tillis)上院議員は、パウエル議長に対する連邦調査が終了するまで採決を阻止すると述べている。
パウエル議長は1月、FRBの建物改修に関する問題で調査を受けていることを認めており、この調査はトランプ大統領が要請した利下げの加速をFRBが拒否したことを受けて開始されたという。
ワーシュ氏は2006年から2011年までFRB理事を務めた人物で、世界的金融危機の際には、FRBと大手金融機関の連絡役を務めた経歴を有している。それ以前は、モルガン・スタンレーに勤務したほか、ジョージ・ブッシュ(George Bush)政権にも勤務。ウォール街と政府の両繋がりが、市場構造に関する彼の見解を形成していることは間違いない。
パウエル氏は2028年初頭までFRB理事に留任する資格を有している。ワーシュ氏は議長職に就く前に上院の承認を得る必要があり、別の空席があれば、より早く理事会に加われる可能性もある。具体的には、スティーブン・ミラン(Stephen Miran)総裁の任期は1月に終了しており、この空席によてワーシュ氏は5月より前に理事会に入会できる可能性がある。
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