ビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)ネットワーク企業であるBitmine Immersion Technologies(ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ)は1月12日、同社の暗号資産(仮想通貨)、現金、「ムーンショット(ハイリスク・ハイリターン)」投資の総保有額が140億ドル(約2兆2260億円、1ドル159円換算)に達したと発表した。

プレスリリースによると、米東部時間1月11日19時時点で、ビットマインの保有資産は、416万7768ETH(1ETHあたり3119ドル)、193BTC、ナスダック上場のEightco Holdingsへの2300万ドル(約36億6000万円)の出資、現金9億8800万ドル(約1570億9000万円)で構成されている。

ビットマインのイーサリアム保有量は、総供給量1億2070万ETHの3.45%に相当するという。同社は、イーサリアム総供給量の5%取得を目指して「Alchemy of 5%(5%の錬金術)」という目標を掲げており、すでにこの目標の70%近くに到達している。

蓄積ペースが鈍化する可能性を警告

ビットマインは、1月15日にラスベガスで開催予定の年次株主総会に先立ち、発行可能株式総数を増やす修正案に株主が賛成票を投じるべき理由を説明する特別会長メッセージを公表した。

ビットマインの会長であるTom Lee(トム・リー)氏は、その理由について次のように説明している。

「ビットマインの定款には、発行可能株式総数の増加に発行済み株式総数の50.1%の賛成を必要とするという、特異な規定がある。これは非常に高いハードルであるため、発行可能株式総数を増やすことは極めて困難だ。当社は現在の発行枠である5億株をまもなく使い切る見込みであり、この増加を今進める必要がある。そうでなければ、イーサリアムの蓄積は鈍化する。したがって、発行可能株式総数を増やすには、株主に第2号議案を承認してもらう必要がある」。

ビットマインは世界最大のイーサリアムトレジャリー企業であり、暗号資産トレジャリー企業全体では、Strategy(ストラテジー)に次いで世界第2位の規模を誇る。

なお、ビットマインが前回イーサリアム保有量について報告したのは1月5日。同社は米東部時間1月4日21時時点で、総供給量の3.43%に相当する414万3502ETHを保有していると報告していた。

|文・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock


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